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- QA.exp V1.0L16(試作版)
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- 小西 国造
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- 平成5年2月13日
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- abstract
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- QA.expは、TMENU上から質問付き.batを実現させるための
- ツールです。
- 以前、他の人の作品でこれと同じようなものを見かけた覚えがあ
- りますが、C言語の勉強のつもりで、正月休みに作ってみました。
- 恥ずかしながらソースリストも付けてあります。
- まだ、試作段階なので、不安定で、暴走する可能性もあります。
- もし、暴走しても、私は一切責任を負いません。
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- 1 QA.expの紹介
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- 1.1 QA.expについて
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- ・名称 ~ QA.exp V1.0L16 (試作版)
- ・作者 ~ 小西 国造
- ・機能 ~ TMENU上から質問付き.batを実現させるためのツール
- ・種別 ~ フリーソフトウェア
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- 1.2 動作環境について
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- ・動作確認環境 ~ TownsOS V2.1L20 TownsMENU #1
- ・動作確認機種 ~ FMTOWNSIIcx20
- ・必要メモリ ~ 2MB以上
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- 1.3 開発環境について
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- ・処理系 ~ HighC V1.7 #2
- ・エディタ ~ HEwin V1.01a #3
- ・コンソール ~ TOMCON.exe V0.04 #4
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- 1.4 配付ファイルについて
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- qa.exp (QA 本体)
- qa.doc (このファイルです)
- qa.ggg
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- qa.tex (qa.docとほぼ同内容です)
- qa.dvi
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- qa_test.bat (QA の使用例)
- test_321.exp (qa_test.bat 用のダミープログラム)
- test_ixw.exp ( 〃 )
- test_vy.exp ( 〃 )
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- akn_lib1.obj (以下、ソースリスト)
- aoi_lib1.c
- aoi_lib1.h
- cd.h
- cd.obj
- lnk00.lnk
- makefile.hqa
- platform.h
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- 1.5 使用条件について
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- 使用条件は、ありません。自由に使っていただいてけっこうです。た
- だし、本プログラムの使用によって生じた、いかなる障害・損害につ
- いては、一切責任を負いません。
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- 2 QA.exp 使 用 方 法
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- 私は、質問をしてその答えによって条件分岐する.batを、よく作りま
- す。例えば
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- echo off
- :start
- echo 何を起動させますか?
- echo 1. VYエディタ
- echo 2. O太郎
- echo 3. 3・2・1
- echo 1 ~ 3で選んでください
- batchkey
- if errorlevel 3 goto C
- if errorlevel 2 goto B
- if errorlevel 1 goto A
- if errorlevel 0 goto end
- goto start
- :C
- run386 test_321
- goto end
- :B
- run386 test_ixw
- goto end
- :A
- run386 test_vy
- :end
-
- と、いうようなもので、batchkey はキーボードの入力を待って、入力され
- た番号を errorlevel に返すというコマンドです。しかし、この.batは、MS-
- DOS #5,TownsOSのコマンドモード(console),ORICON.COM v1.09 #6な
- どのコンソール上でしか実行できません(TownsMENUからでも、実行自
- 体はできるが表示が見えない)。FMTOWNSなのだから、TownsMENU
- から実行してマウスで選択したいと、思うのは私だけでしょうか?
- そこで、QA.exp の登場です。QA.exp なら、TownsMENUから実行でき、
- 質問内容や選択肢も表示されますし、選択はマウスで行えますから、い
- ちいちキーボードに手を伸ばす手間が省けます。
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- 2.1 QA.expの使い方
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- RUN386 QA.exp -[オプション] [質問] [選択肢1]・・・[選択肢8]
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- ・オプションについて
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- -m : TownsMENU上でマウスを使って選択する時。(細字表示)
- -m1 : 〃 (太字表示)
- -m2 : 〃 (斜体表示)
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- [おまけオプション]
- -c : コンソール上でキーボードを使って選択する時。
- -high : 高速モード設定(TOWNSIICXのみ動作確認)
- -low : 互換モード設定(TOWNSIICXのみ動作確認)
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- ・質問,選択肢について
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- 質問,選択肢ともに、半角50文字まで。
- 選択肢は、8つまで。
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- 例えば、上の.batをQA.exp用に書き換えると
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- :start
- run386 QA.exp 何を起動させますか? VYエディタ O太郎 3・2・1
- if errorlevel 3 goto C
- if errorlevel 2 goto B
- if errorlevel 1 goto A
- if errorlevel 0 goto end
- goto start
- :C
- run386 test_321
- goto end
- :B
- run386 test_ixw
- goto end
- :A
- run386 test_vy
- :end
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- と、なります。これをTownsMENU上から実行すると
- ┌─┬────────────┐
- │ │ 何を起動させますか? │
- ├─┴────────────┤
- │ VYエディタ │
- ├──────────────┤
- │ ○太郎 │
- ├──────────────┤
- │ 3・2・1 │
- └──────────────┘
- と、表示され、後はマウスで選択するだけです。
- 例えば、○太郎を選ぶと errorlevel に 2 が返されます。
- 左上のボタンは [取消] で、errorlevel に 0 が返されます。
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- 2.2 QA.exp使用上の注意
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- ・オプション-m, -m1, -m2を指定した時は、必ず、TownsMENU上か
- ら起動してください!!
- ・TMENUと画面モードの違うMS-DOS上やORICON上で起動す
- ると、画面が具茶具茶になってしまいます。(次期バージョンでは改
- 良予定)
- ・いったん、具茶具茶になると、TMENUに戻るのが難しいので、現
- バージョンは、MS-DOSやORICON上で、絶対実行しないでくだ
- さい!!
- ・TMENUと同じ画面モードのTOMCONやARICON.com V0.91c #7上
- では、多分、大丈夫です。
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- #1 富士通
- #2 富士通
- #3 TaRoPYON 入手先 : Oh!FMTOWNS冬の特別号付録
- #4 くり 入手先 : Free Software Collection 4
- #5 富士通
- #6 MIYAZAKI 入手先 : Free Software Collection 5 等
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